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もっとも印象的なシーンについて本作のリードライターの1人が語ります

投稿日: Apr 7 2021

DLC「ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!」の舞台裏コンテンツでは、『ボーダーランズ3』では本作には含まれなかった、感動的なシーンをお楽しみいただけます。以下の記事には、『ボーダーランズ3』における重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。

『ボーダーランズ3』のDLC「ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!」に収録される数々の舞台裏コンテンツの中には、大きく感情を揺さぶられるものもあります。その一つが、本編からはカットされたマヤの葬式シーンです。

元々このシーンは、マヤがプロメティアのヴォルトでトロイ・カリプソの手にかかって衝撃的な死を遂げた後に挿入される予定でしたが、最終的には『ボーダーランズ3』のストーリー・ミッションから削除されました。お楽しみコンテンツが満載のDLC「ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!」では、ボイス付きの絵コンテアニメ形式でこのシーンをご覧いただけます。

そこで今回はこの感動シーンを深堀りするため、『ボーダーランズ3』のリードライターの1人であるGearboxのサム・ウィンクラーにインタビューを実施しました。マヤの葬式シーンの制作秘話や、今回こうしてプレイヤーに公開されることの意義について伺います。シーンの全容は、4月9日(金)配信の「ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!」にてご自身の目でお確かめください。

このシーンを当初構想していた形で「ボーダーランズ」のプレイヤーに公開することについて、どのように感じますか?

サム・ウィンクラー(『ボーダーランズ3』の共同リードライター):複雑な心境ですね。ストーリーを制作する過程ではどうしても思い入れが深くなりがちですが、中にはカットせざるをえないシーンも当然出てきます。しかしながら、プレイヤーの皆さんにこの場面を見ていただけるのはとても嬉しいことです。こういう“DVD特典”のような舞台裏コンテンツが収録されるゲームがもっとあったらいいのにと思います。こういうコンテンツがなければ、プレイヤーの皆さんがありのままのゲーム開発過程に触れる機会は少ないですから。

DLC「ディレクターズ・カットでヒャッハーだ!」の制作にあたり、私たちはマヤの葬式シーンが何を意図して構想されていたのかを再確認しました。そして、アニメーターのヒル・ギャヴィンと本編の声優陣にご協力いただき、開発用の絵コンテアニメの形式で制作しました。ほとんどの『ボーダーランズ3』のムービーシーンはこのような方式で制作されています。台詞の文章だけの形式とは全く異なる印象が得られるのが利点です。声優の皆さんと再会できたのは本当に嬉しかったです。キャラクターを巧みに表現し、シーンの意図や重みをすぐに理解してくれる方々ばかりなんですよ。

開発中、マヤの死が決まったのはいつでしたか? その際の話し合いはどんな内容だったのでしょうか?

マヤの死は、かなり早い段階から『ボーダーランズ3』のプロットに組み込まれていました。2016年にリードライターとしてダニー・ホーマンと自分がプロジェクトに参加する以前のことです。その時点では、リーダーシップチームが大まかなストーリー構成と、複数の惑星を股にかけた大枠のプロットを構想していました。当初の目的は、カリプソ・ツインズにセイレーンの力を奪い、その力を自由に操れるという新たな恐ろしい力を与え、2人のキャラクターを固めることにありました。リリスがタイリーンに力を奪われ、すべての争いのきっかけとなるシーンができたのはこの後の話です。その時点でマヤが死ぬ展開は確定していました。

他にカリプソ・ツインズの手にかかって命を落とすことが検討された主要キャラクターはいますか? それともマヤである必然性があったのでしょうか?

プロメティアのヴォルトでのシーンの最後でマヤが死ぬ展開は決定していました。それが自然な流れだったからです。カリプソ・ツインズはクリムゾン・レイダースを犠牲にし、さらに強大にならなければなりませんでした。開発中、この後の展開でツインズに殺される犠牲者を増やす案も検討しましたが、これ以上は皆さんのご想像にお任せします。

このシーンで、プレイヤーはエヴァやリリスにどのような感情を抱いてほしいですか?

サンクチュアリ IIIの最初のシーンは、痛みと無力感を与えるものになっています。エヴァは幼いながらも数多くの喪失感と孤独を感じてきたキャラクターです。マヤは彼女にとって家族同然の存在でした。最初のショックから立ち直った後、エヴァが最初に抱いた感情は怒りでした。死んでしまったマヤに、助けようとしたリリスに、そして状況が良くなると信じていた自身に対する怒りです。一方で、リリスはまだリーダーとしての自分に疑問を感じていました。力を奪われた彼女は、今度は親しい友人まで失ってしまったのです。船を降りないようマヤに頼まれていましたが、それでもリリスはリーダーとしての責任を背負います。

アテナスでの2番目のシーンは、突き詰めれば信頼に関する物語です。高ぶった感情が落ち着いた2人は、互いに手を差し伸べ合い、恐れを認め合えるようになるのです。リリスは他者が自覚していない部分を彼らの中に見出すことができたマヤに賛辞を送ります。その後、リリスとエヴァはマヤからの双方への信頼を糧に和解することになります。マヤがいなくても、リリスとエヴァは彼女が見出してくれた自分たちの姿を貫かなくてはなりません。リリスはマヤの代わりになることも、生き返らせることもできませんが、マヤのようにエヴァの家族になることはできます。その思いをエヴァが素直に受け止め、見捨てられることへの恐怖から攻撃的になってしまった過去を乗り越えられるかどうかは、エヴァ次第です。

絵コンテに一瞬映るクリーグとZer0は、マヤと共に数々の戦いを繰り広げてきた二人です。葬式のシーンでは彼らはどんな心境だったのでしょうか?

Zer0は極めて寡黙なキャラクターですが、何よりも戦士というものに敬意を抱いています。マヤはパンドラでZer0と同じ試練をくぐり抜けてきた強靭なヴォルト・ハンターですから、Zer0にとっては彼女が望んだであろうアテナス式の葬式で彼女を称える場でした。

クリーグの場合は複雑です。『ボーダーランズ2』とショートムービー「Meat Bicycle Built for Two」(リンク先英語のみ)でこの2人の経緯を知っている方なら、マヤの死がクリーグにとっていかに衝撃的なものだったか容易に想像できるでしょう。パンドラでは、クリーグが2つの人格の間で葛藤する過程が記録されたエコー・ログを聞くことができます。クリーグが成長できた理由の大部分は、マヤからの信頼があったからに他なりません。彼女がこの世を去った時、クリーグは自分がどうにかなってしまう気分に陥りました。しかし、DLC「サイコ・クリーグのカオスな脳内で大暴れ!」では、死せる魂は彼らを記憶している者の中で生き続けるということが描かれています。

マヤの葬式を本編からカットしたことで、DLC「サイコ・クリーグのカオスな脳内で大暴れ!」のストーリーに何か影響はありましたか?

葬式シーンを見たプレイヤーは、参列するクリーグを見て想像がついたかもしれませんが、クリーグは元々本編のプロメティアのストーリーに登場する予定でした。彼が本編のストーリーからカットされたことで、パンドラのエコー・ログとマヤとクリーグの最後の会話となった「心配するな、クリーグ。必ず戻る。約束するよ」の一言だけが残され、プロットが書かれた時の意図以上に心を打つものとなりました。ですので、DLC第4弾の制作開始時から、クリーグにとっていかにマヤが重要な存在だったかを描くべきだと認識していましたが、その形は『ボーダーランズ2』の「Tiny Tina とドラゴンの城塞」で感動的に描かれた喪失の物語とは違うものにする必要がありました。そのため、マヤを単なる悲しみの対象にするのではなく、クリーグの心の中で今も存在し、成長し続ける存在として描くことにしたのです。

他にもマヤの葬式に参列させたかったキャラクターはいますか?

『ボーダーランズ2』のヴォルト・ハンター全員をこの機会に集結させたかったですね。ハマーロックやBチーム(ティナ、ブリック、モーデカイ)など、マヤと関わりの深いキャラクターを登場させようという話もありました。ですが本編のストーリーには未登場だったため、時系列が混乱してしまうことを懸念しました。

セイレーンにとって、「力を譲り渡す」とはどういうことですか? セイレーンは通常の人間とは違う形で死を迎えるのでしょうか?

セイレーンがどんな超常的な力を持っていようとも、彼らまたは彼女らも結局のところは人間です。頭に銃弾を受けたり、体中を触手に貫通されたりすれば、セイレーンも死んでしまいます。とはいえ、『ボーダーランズ3』でセイレーンの秘密の多くは謎に包まれたままです。死に直面したセイレーンには、2つの選択肢があります。1つは、力を他の人に譲り渡すこと。もう1つは、力を宇宙に解き放つことです。マヤとナイリアドがそれぞれ別のタイミングで口にしていたように、セイレーンは自分が受け継いだ力の以前の持ち主とのつながりを感じることができます。過去から伸びたより糸や鎖につながっているような感覚です。また、セイレーンは物体に自分の記憶を植え付けることや、エリジウムを使って自らが負った大怪我も治すことができます。つまり、セイレーンにとって死というのは、ちょっと複雑なものなのかもしれません。

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